ハゲを3C分析してみよう

ハゲ・薄毛というと弱み、悩みというネガティブな印象があるかもしれませんが、そうとは限りません。
マーケティング視点で「ハゲ」を「強み」として活かし、キャリアアップにつなげていくことも可能です。

今回はマーケティングの基本ともいえる3C分析について分かりやすく説明するとともに、自己分析への応用例をお伝えします。

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3C分析とは

3C分析は、企業戦略を策定する際に市場分析を行うためのフレームワークです。
3CのCとは、下記3つの頭文字です。

  • Customer(顧客)
  • Competitor(競合)
  • Company(自社・自分)

3c

ビジネスでは、当たり前ですが顧客がいて競合がいるわけです。
この3つのCを分析することで自分の強みを見つけ、活かし、競合に打ち勝つのです。

フレームワークとは当たり前のことを明示的に表現することで、考えがまとまりやすくなり、またアイデアを出しやすくする、いわば触媒みたいなものです。

ハゲの3C分析

それでは「ハゲ」を3C分析してみましょう。

ここでの「ハゲ」とは「ハゲているが潔く坊主にしている」という前提です。
そして、「顧客との関係性強化が重要なB2B営業」という立場で、他の能力は変わらない「フサフサな営業」が競合とします。

Customer(顧客)

まずはCustomer(顧客)の分析です。

顧客のニーズは何か、競合と何を比較するかを把握することが重要なのです。
逆に、自社(自分)の強みを活かし、競合と差別化できるターゲット顧客に絞って攻めるということも重要です。

ちょっと本題から外れますが分かりやすい例を

例えば、女性(顧客)がいて、フサフサな他の男(競合)も狙っている中で、ハゲてる自分(自社)が付き合いたいと思っているとします。

  • 女性(顧客)が、ハゲが嫌いだった場合、フサフサな男(競合)より自分はかなり不利です
  • 女性(顧客)が、まさかのハゲ好きだった場合、フサフサな男(競合)より自分が有利です。
  • 女性(顧客)が、髪は全く気にしない場合、フサフサかハゲかは差別化要因にならないです。

このようにターゲット顧客によって自分の強み、競合との差別化要因は動的に変化します。
ターゲット顧客のニーズを把握しどう自分の強みを活かすか?、もしくは、そもそも自分の強みを活かせるターゲット顧客はどこなのかを把握することが重要です。

本題に戻ります

「顧客との関係強化が重要なB2B営業」が相手にするのは、企業の担当者です。
その場合、「ハゲてる営業」の見た目は差別化要因ではないことが多いです。
「信頼感」「安心感」「ユーモア」「謙虚さ」など、他の要因が求められるケースが多いです。

顧客に良い印象を与え、関係強化を図るにあたり「ハゲ」をどう活かすかです。

Company(自社・自分)

では、Company(自社・自分)を分析してみましょう。

あくまでも「顧客に対して」自分の強みを活かし、価値を提供できるかが重要です。
自分で強みと思っていても顧客にとって価値がなければ、それは強みではないのです。
競合と比較されるポイントを押さえることが重要です。

また、自分では強み(弱み)と思っていることも、競合と差がなけば強み(弱み)にはならないのです。
つまりは差別化要因とはならないのです。
前述のようにB2Bの営業の場合、ハゲかフサフサかという見た目の問題は差別化要因とはなりません。

では、顧客に対して「ハゲてる営業」の自分が、「フサフサな営業」の競合よりも優位に立つために、どう「ハゲ」を活かせばよいのでしょうか?

まず、以下の2点があります。

  • ハゲをネタにして笑いが取れ、「ユーモア」があり、「おもしろい」と思ってもらえる
  • 弱点をオープンにすることで、「謙虚」で「親近感」のある人と感じてもらえる

この2点だけでも、かなりの強みであるといえます。
また、見た目をすぐ覚えてもらえるということも強みとなります。

そう、「ハゲ」はB2Bの営業にとっては強みなのです。

Competitor(競合)

では、最後にCompetitor(競合)分析です。
お気づきだと思いますが、Company(自社・自分)の分析はCompetitor(競合)との比較になるため、実は同時に実施しています。

今回は競合が「フサフサな営業」で他の能力に差がないと分析し、「ハゲ」を強みとして活かしたのです。

しかし、仮に競合も「ハゲ」ている場合は、差別化要因にならない場合もあります。
その場合は、他の要素で競合に勝つための「強み」を見つける必要があります。

また、顧客がいわゆる「ヅラ」だったりすると、「ハゲネタ」はタブーで悪印象を与える可能性もあります。

このようにCusutomer(顧客)が何を求めているかによって比較されるポイントは変わり、Competitor(競合)とCompany(自社・自分)の比較によって強みかどうかが変わってくるのです。

SWOT分析などでもそうですが、顧客と競合によって、強み・弱みはかわってきます。
自社(自分)の独りよがりな分析を行うのではなく、顧客と競合という視点を持つことが重要です。

それを意識すれば、弱みと思っていたことを強みにすることもできるわけです。
また、強みを活かせる顧客を見つけることもできるわけです。
ビジネスにおいてこの視点は非常に重要なのですが、ついつい忘れがちになるので気をつけてみてください。

ぜひ3C分析を行い「ハゲ」を強みとできる場を見つけてください。

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