独自の売り(USP)にハゲを活かそう

ハゲ・薄毛というと弱み、悩みというネガティブな印象があるかもしれませんが、そうとは限りません。
マーケティング視点で「ハゲ」を「強み」として活かし、キャリアアップにつなげていくことも可能です。

現代は物や情報があふれています。
そんな世の中で、自社製品や自分を選択してもらうためには、「独自の売り」を訴求する必要があります。
「独自の売り」、マーケティング用語では「USP」とも言われるものです。

USPとは何なのか、「ハゲ」をどうUSPに活かすかについてお伝えします。

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USPとは

USPとは、U:薄い、S:少ない、P:ピカピカ、ではありません。
※イマイチいいアイデアが浮かばなかったので、ハゲと絡められるうまい言葉を募集します

Unique Selling Proposition 頭文字をとったもので、日本語にすると「独自の売りの提案」です。

アメリカのロッサー・リーブスという人によって提唱されました。
彼の著書「Reality in Advertising」において、USPは以下のように定義されています。

  • 顧客への提案でなければならない
  • その提案は独自のものでなければならない
  • その提案は強力でなければならない

顧客に対してのベネフィット、強力に伝える、独自の言葉ということと言えます。
ですので、「独自の売りの提案」と言われるわけです。

USPの具体例

言葉の定義だけでは分かりにくいのでいくつか具体例を出します。

M&M

チョコレートのM&Mのキャッチコピーが最初のUSPと言われています。

「お口でとけて、手でとけない」

みなさん聞いたことがあると思います。

顧客にとってベネフィットがあり(手を汚さずに食べれる)、独自のもので、インパクトがありますね。
「あ、それならM&Mを買おう」という気にさせるメッセージです。

ドミノピザ

「熱々でフレッシュなピザを30分以内にお届けします。もし30分以上かかったらピザの料金は頂きません」

今では使われていないのですが、このUSPでドミノピザは売上を伸ばしました。

顧客にとって宅配ピザは冷めてておいしくないリスクがあったわけですが、「30分以内にお届け」しかも「30分以上かかったらタダになる」ということでリスクがなくなるベネフィットがあり、当時の他社は行っていない、かなりインパクトのあるメッセージだったわけです。

ダイソン

「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」

覚えている方も多いのではないでしょうか。
実はこの文言は、吸引力の比較や、メンテナンスの手間、騒音などについては述べていないのです。
ですが、サイクロン方式がなかった当時、他の掃除機で吸引力が変わることに不満を持っていた人にとっては強力なベネフィットを訴えており、また、「ただ一つの」という言葉はとても強力だったのです。

USPに必要なものは?

「そこまでインパクトのある特徴がない」「一番と言えるものはない」と、USPを自社・自分で、打ち出すのは難しいと思っているかもしれません。

しかし、上記の例を見直してみてください。

ドミノピザのように、「30分以内でピザを届ける」ということは、実は他の宅配ピザ屋にもできたなずなのです。
ですが、他の宅配ピザ屋はそのような仕組みを作らず、訴えかけなかっただけなのです。

ダイソンに関しても、掃除機としての総合的な機能では他の掃除機より劣っていたのかもしれないのです。
ですが、強みを顧客に対して強く訴えかけたのです。

つまり、着眼点や訴え方によって、作り出すことが可能なのです。
重要なのは、顧客にベネフィットを分かりやすく、他社よりも強力に伝えられるか、ということです。

USPにハゲを活かす

では、本題のUSPにハゲを活かすことを考えてみましょう。

「ハゲ」というだけでUSPと言えるかというと、勿論NOです。
ですが、「ハゲ」てることによっていろいろな強みがあるのです。

強み・弱みSWTO分析のページなどでも書いていますが、以下のような強みがあります。

  • すぐに覚えてもらえる
  • ハゲをネタに笑いがとれる
  • 弱点をオープンにすることで信頼関係を築ける

このような強み、他の特徴などを組み合わせることや着眼点によってUSPを考えることができるはずです。

私のUSP

例えば、私がコンサルティングを行う場合、以下のようなUSPが考えられます。

「ハゲを強みに変えたハゲマーケティングの第一人者が、弱みを強みに変える方法をお教えします」

※実際にこれをUSPとしているわけではなく、あくまでも例ですので誤解がないように

このキャッチフレーズを見てみると

  • 独自:「ハゲを強みに変えた」のは実体験で、「ハゲマーケティング」私が作った言葉です
  • 強力:「ハゲマーケティング」「第一人者」という言葉はインパクトがあります
  • 提案:「弱みを強みに変える」ことで差別化ができるようになります

と、いちおうUSPの定義を満たせています。

USPは様々

他にも「ハゲ」と他の特徴を組み合わせれば、以下のようなUSPも考えられます。

「ハゲ」ていて、とてもユーモアがある人であれば
誰よりも周囲を明るくします(物理的にもね)
と言ってもよいです。

営業職で転職活動中であれば
たった一度、わずかな時間でもお客様に私のことを覚えていただけます
とも言ってもよいのです。

このように、特徴の組み合わせや着眼点、対象顧客、状況によっていろいろと考えられるはずなのです。

自社製品や自分を売り込む際、USPを考えてみてはいかがでしょうか。

もしかすると、考えた言葉では相手に訴求できないかもしれません。
あるいは一時的に訴求できても、すぐに廃れてしまうかもしれません。

そうであればまた新たに考えればよいのです。
USPを考えることで、自社・自分のことを見つめなおし、訴求の仕方を考えるようになります。
永遠に続けられるUSPはありません。
日々、考え、改善して行くことが重要なのです。

ハゲの強みについてはこちら

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